1停止条件付法律行為は、停止条件が成就した時からその効力を生ずる。
2解除条件付法律行為は、解除条件が成就した時からその効力を失う。
3当事者が条件が成就した場合の効果をその成就した時以前にさかのぼらせる意思を表示したときは、その意思に従う。
この条文の過去問 2肢
結論:この記述は誤り。
民法563条3項は、契約不適合が買主の責めに帰すべき事由によるものであるときは、買主は代金の減額の請求をすることができないと定める。履行の追完請求についても同様の制限があり、不適合が買主の責めに帰すべき事由によるものであるときは追完を請求することができない(562条2項)。
契約不適合責任は、契約で約束された給付と現実の給付との差を埋めて対価的均衡を回復する制度であるが、その差を自ら作り出した買主にまで減額という利益を与えるのは公平に反するからである。
本記述は、不適合がBの過失によって生じたときであっても対価的均衡を図るために代金減額請求が妨げられないとするが、これは563条3項に反する。買主に帰責事由がある場合には、対価的均衡の調整よりも買主の自己責任が優先される。
結論:この記述は誤り。
売主が種類または品質に関して契約の内容に適合しない目的物を買主に引き渡した場合において、買主がその不適合を知った時から1年以内にその旨を売主に通知しないときは、買主は、その不適合を理由として、履行の追完の請求、代金の減額の請求、損害賠償の請求および契約の解除をすることができない(民法566条本文)。
ここで1年の期間内に求められているのは、不適合がある旨を知らせる「通知」であって、請求権そのものを行使することまでは要求されていない。通知さえしておけば、あとは債権の消滅時効の一般原則(166条1項)に従って権利を行使すれば足りる。
したがって、1年以内に請求権を行使しなければならないとする点が誤りである。なお、売主が引渡しの時にその不適合を知り、または重大な過失によって知らなかったときは、この期間制限は適用されない(566条ただし書)。